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<20度近い温度差をどう解釈すべきか(5)>

これまでの観測結果から、次の仮説を立てました。(詳しくは(4)にあります)1)「緑のカーテン」の効果は、日光を遮ることによる「日陰効果」と植物から水分が蒸発する際に周囲から「気化熱」を奪う「気化熱効果」の2種類がある(=これは一般に言われて...
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千葉市の気温と拙宅周辺の気温について

これまでの観測結果から、千葉市の最高気温(千葉測候所の観測データ)と「緑のカーテン」内の最高温度の相関が非常に高いことがわかっています。 そこで、「千葉市の最高気温が、7キロほど離れている拙宅周辺の最高気温と同等である」という仮定をおいた上...
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<20度近い温度差をどう解釈すべきか(4)>

<「20度近い温度差をどう解釈すべきか(3)」に続いています>これまでのデータから、次のような発見と考察を行いました。数字は最新の観測値を踏まえて更新しています。サマリー1)千葉測候所が観測している千葉市の最高気温と、そこから約7キロ西北に...
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<20度近い温度差をどう解釈すべきか(3)>

<「20度近い温度差をどう解釈すべきか(2)」に続いています>前回(2)で示したグラフをもう一度。改めての解説です。これは、7月29日から8月3日までの間、X軸に千葉市の最高気温を、Y軸に「カーテン」内外の最高温度をプロットしたグラフです。...
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20度近い温度差をどう解釈すべきか(1)

タイに出かけている間に、「緑のカーテン」内外の温度差が連日記録を更新し、ついには20度に迫るところまできてしまいました。この間、拙宅のある千葉を含む首都圏はそれほど暑くならず、その結果として、節電もうまくいっていると報道されていました。それ...
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<「気温」という言葉について(2)>

「このブログは法律違反なのか?!」で説明した理由により、これ以降は私が報告している4地点の温度については、「気温」という言葉は使いません。「温度」と呼ぶことにします。気象業務法に則した意味で(つまり正確な意味で)使う場合にのみ、「気温」を使...
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「カーテン」成長の証拠? 強まる”冷却”効果

20日で、計測回数が21回目を迎えたので、過去のデータを分析してみました。このグラフは、X軸に「緑のカーテン」外の最高気温を、Y軸に「カーテン」内の最高気温をプロットしたものです。ちょうど21日間のデータがあるので、最初の7日間(6月29日...
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”ピークカット”が効果の本質?/節電ツールにぴったりか/室内計測の分析スタート

このブログでは、「緑のカーテン」の外側と内側のデータを6月29日から取っています。それだけでは、居住環境への影響はわからないだろうということで、室内についても、7月8日から観測をしています。このあたりの事情は、8、9日のブログに書きました。...
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<「気温」という言葉について>

<文末に追記がありますので、そこまで見ていただけると助かります>お陰様でこのブログも徐々に見てくれる人が増えてきました。ありがとうございます。何気なく思いつきで始めたのですが、その分、責任も重くなったと感じています。そこで、折に触れてブログ...
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「緑のカーテン」の冷却方程式 y=0.53x+12.44/気温上昇をほぼ半減

今朝の「緑のカーテン」です。上部と中央部に「空白地帯」がありますが、徐々に埋まっています。さて、計測が10回に達したので、蓄積したデータの分析を始めることにします。 まず知りたいのは、「緑のカーテン」の冷却効果を定量的に把握することです。昨...
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