驚愕の気温差17.6度　最高気温44度vs26.4度／日差しは強く、空気は冷たく／7月22日

拙宅の「緑のカーテン」の構造について質問がありましたので、下の図で解説します。

まず、ベランダはいわゆる逆張り構造になっていまして、下の部分には日が差しません。そこに、ゴーヤ４苗、雲南百薬３苗、西洋朝顔2苗の計9苗を育てています。

鉢数は8つです。9つでないのは、このうち、１つの鉢に雲南百薬と西洋朝顔が同居しているからです。

一方、ネットの幅は約6メートルです。鉢は等間隔に並んでいるわけではありませんが、平均すると6÷8=75センチ間隔で植えていることになります。

雲南百薬については、上記の3苗の他にも、小さな塊根がたくさんあるので、ゴーヤ、朝顔の鉢に適当にばらまいて育てています。これを含めると、雲南百薬は恐らく全部では10苗くらいになるのではないでしょうか。
また、西洋朝顔の1鉢は逆張りの上に置いています。

ところで、本日はまさに想定外の事態が起きました。終日、肌寒いほどの気候だったので、記録上もそうなると予想していたのですが、なんと

「緑のカーテン」外の最高気温は44.0度と、これまでの最高になりました。

ところが、「カーテン」内の最高気温は26.4度と2番目の最低を記録したのです。

この結果、内外気温差は17.6度とこれまでの最高でした。

さらに、室内の2か所の最高気温も最低記録を更新しました。

気温が下がったのは、オホーツク海高気圧の冷気が、台風6号の東北風によって運ばれてきたためです。東北地方に冷害を運んでくる「やませ」の風です。

にもかかわらず、「カーテン」外で最高気温となったのは、その時間に晴れていて、厳しい直射日光を浴びたためでしょう。太陽の輻射熱によるものとしか解釈できません。

それにしても、本日が最高気温というのは、感覚的にはちょっとついていけないものがあります。

太陽光のパワーを思い知らされた感じですが、統計的には特別な扱いをするしかないと考えています。

時系列データです